国境ブランコ。
2007年4月26日僕の国と、隣の国とは戦争をしている。
国境を対角に、常駐兵が、不法に侵入する輩を
常に見張っている。
こういうと不謹慎かもしれないが、
ここまではよくある光景だった。
だけど、この二国の間には不思議なものがあった。
国境の、ちょうど上に、ひとつのブランコがある。
大人に聞けば、皆口をそろえて「この国が、余った鉄を使って
自分たちの領土の占有権を主張している。」と言う。
子供達にはそう伝えられてきた。
でも、子供ながらに皆気づいていた。
触ればざらつくその鉄の塊。
ブランコが国境の上にできたんじゃない。
ブランコの下に国境ができたのだ。
元々ひとつの国だったのだが、突然、偶然だろうか、
そのブランコを境に分かれてしまった。
不幸にも、そのためにちりぢりになった家族もいる。
僕の家は比較的そのブランコの近くにあった。
カーテンを開ければ見えるそのブランコが、
自分を取り合うように並ぶ二国の関係を知らないまま、
夕日の下で皮肉に平和に揺れていた。
そんなある日のことだった。
そのブランコに乗っている子供がいる。
この国と向こうの国を行ったり来たり。
あのブランコに乗るときだけは、足さえ着かなければ
向こうの国をまたいでもいいという暗黙のルールがあった。
いわゆる、「空中セーフ」だった。
その少年を、兵士たちは冷静に見守っていた。
僕は、思わずその少年の元に走っていった。
僕と同じくらいの子供。
今では怖くて乗れもしない僕。しかし彼は乗っている。
その強烈な違和感が、僕を不安とともに突き動かした。
「ねぇ、君。」声を掛けた。
ふたこぎしたところで足を止めて彼はこちらを振り向いた。
「何?」目がそこはかとなく腫れているように見えた。
「なんで、ブランコに乗っているの?怖くない?」
それは当然の疑問だった。
また彼はブランコをこぎ出した。
「あそこ・・・。」指を指しながら彼は続ける。
「あの赤い屋根の家、僕の家・・・だったらしいんだ。」
彼は元々あちら側の住人だったようだ。
「このブランコなら、一番国境の向こう側に行けるから。」
そう言って、少し考え事でもしてるようにこぎ続けている。
「なんでそんなことを・・・?」
「あの家・・・まだ僕の母さんがいるんだ。」
「・・・。」
「こうやってこぎ続けていればさ、少しでも母さんに近づける。
それに、もしかしたら母さんが気づいてくれるかもしれない。」
彼は、時間さえあればこうやってブランコをこいでいるという。
「あ。」
はきつぶした彼の靴が、国境の向こう側へ落ちてしまった。
向こう側の兵士が近づき、靴を拾い上げ、去っていく。
また今日も、夕日が沈むだけ。
それだけで僕は救われた気分になれた。
でも、彼のことを知って、ひどく自分の弱さを知った。
元ネタは水野キングダムという番組の投稿ネタより。
ちなみに、細かな設定は紹介者であるケンコバさん(のはず)の
発言を元に創作しました。
「ブランコがあるところに国境ができた」は秀逸。
今日も朝から研修。
ちょっと昨日からノドに痛かったんですが、
なんとかなりました。
ところでついに初任給をいただきました。
業務もまだしていないだけに、申し訳なさもあり。
それでも有り難いものは有り難い。
さて、何を買おうかな♪
引っ越しもあるだけにあまりデカイものは買えませんが・・・。
遊戯王のデッキネタでも。
氷炎の双竜見て思い出したけど、昔マジック炎と氷の剣て
カードがあって、「溶けちゃった」てネタがありました。
モンスター×25
氷炎の双竜×3
氷帝メビウス×3
アビスソルジャー×3
ブリザードドラゴン×3
UFOタートル×3
仮面竜×3
グリズリーマザー×3
ペンギンナイトメア×3
黄泉ガエル×1
魔法×11
大嵐×1
サイクロン×1
早すぎた埋葬×1
強奪×1
強制転移×2
サルベージ×2
貪欲な壺×1
押収×1
光の護封剣×1
罠×4
聖なるバリアーミラーフォースー×1
激流葬×1
破壊輪×1
リビングデッドの呼び声×1
焼け石に水っていうし、炎ポケモンでも高ランクなら水ポケモン
くらい駆逐できるって設定作りませんか?デッキ。
メジャーどころとリクルだらけになりました。
あまり考えずにつっこんでるので解説はなし。
ドルフィンでハンデスから墓地肥やしもおもしろいと思います。
双竜はモンスター破壊なので、メビウスの効果はかなり重宝。
とりあえず言えることは、ブリザードドラゴンの強さは
ちょっと異常かも。
そこまで警戒するものでもないんですがね。
明日は最後の研修。
それが終わればゴールデンウイーク。
あまりエンジョイできる気がしないのはなんでだろ;
本日は以上です〜。
国境を対角に、常駐兵が、不法に侵入する輩を
常に見張っている。
こういうと不謹慎かもしれないが、
ここまではよくある光景だった。
だけど、この二国の間には不思議なものがあった。
国境の、ちょうど上に、ひとつのブランコがある。
大人に聞けば、皆口をそろえて「この国が、余った鉄を使って
自分たちの領土の占有権を主張している。」と言う。
子供達にはそう伝えられてきた。
でも、子供ながらに皆気づいていた。
触ればざらつくその鉄の塊。
ブランコが国境の上にできたんじゃない。
ブランコの下に国境ができたのだ。
元々ひとつの国だったのだが、突然、偶然だろうか、
そのブランコを境に分かれてしまった。
不幸にも、そのためにちりぢりになった家族もいる。
僕の家は比較的そのブランコの近くにあった。
カーテンを開ければ見えるそのブランコが、
自分を取り合うように並ぶ二国の関係を知らないまま、
夕日の下で皮肉に平和に揺れていた。
そんなある日のことだった。
そのブランコに乗っている子供がいる。
この国と向こうの国を行ったり来たり。
あのブランコに乗るときだけは、足さえ着かなければ
向こうの国をまたいでもいいという暗黙のルールがあった。
いわゆる、「空中セーフ」だった。
その少年を、兵士たちは冷静に見守っていた。
僕は、思わずその少年の元に走っていった。
僕と同じくらいの子供。
今では怖くて乗れもしない僕。しかし彼は乗っている。
その強烈な違和感が、僕を不安とともに突き動かした。
「ねぇ、君。」声を掛けた。
ふたこぎしたところで足を止めて彼はこちらを振り向いた。
「何?」目がそこはかとなく腫れているように見えた。
「なんで、ブランコに乗っているの?怖くない?」
それは当然の疑問だった。
また彼はブランコをこぎ出した。
「あそこ・・・。」指を指しながら彼は続ける。
「あの赤い屋根の家、僕の家・・・だったらしいんだ。」
彼は元々あちら側の住人だったようだ。
「このブランコなら、一番国境の向こう側に行けるから。」
そう言って、少し考え事でもしてるようにこぎ続けている。
「なんでそんなことを・・・?」
「あの家・・・まだ僕の母さんがいるんだ。」
「・・・。」
「こうやってこぎ続けていればさ、少しでも母さんに近づける。
それに、もしかしたら母さんが気づいてくれるかもしれない。」
彼は、時間さえあればこうやってブランコをこいでいるという。
「あ。」
はきつぶした彼の靴が、国境の向こう側へ落ちてしまった。
向こう側の兵士が近づき、靴を拾い上げ、去っていく。
また今日も、夕日が沈むだけ。
それだけで僕は救われた気分になれた。
でも、彼のことを知って、ひどく自分の弱さを知った。
元ネタは水野キングダムという番組の投稿ネタより。
ちなみに、細かな設定は紹介者であるケンコバさん(のはず)の
発言を元に創作しました。
「ブランコがあるところに国境ができた」は秀逸。
今日も朝から研修。
ちょっと昨日からノドに痛かったんですが、
なんとかなりました。
ところでついに初任給をいただきました。
業務もまだしていないだけに、申し訳なさもあり。
それでも有り難いものは有り難い。
さて、何を買おうかな♪
引っ越しもあるだけにあまりデカイものは買えませんが・・・。
遊戯王のデッキネタでも。
氷炎の双竜見て思い出したけど、昔マジック炎と氷の剣て
カードがあって、「溶けちゃった」てネタがありました。
モンスター×25
氷炎の双竜×3
氷帝メビウス×3
アビスソルジャー×3
ブリザードドラゴン×3
UFOタートル×3
仮面竜×3
グリズリーマザー×3
ペンギンナイトメア×3
黄泉ガエル×1
魔法×11
大嵐×1
サイクロン×1
早すぎた埋葬×1
強奪×1
強制転移×2
サルベージ×2
貪欲な壺×1
押収×1
光の護封剣×1
罠×4
聖なるバリアーミラーフォースー×1
激流葬×1
破壊輪×1
リビングデッドの呼び声×1
焼け石に水っていうし、炎ポケモンでも高ランクなら水ポケモン
くらい駆逐できるって設定作りませんか?デッキ。
メジャーどころとリクルだらけになりました。
あまり考えずにつっこんでるので解説はなし。
ドルフィンでハンデスから墓地肥やしもおもしろいと思います。
双竜はモンスター破壊なので、メビウスの効果はかなり重宝。
とりあえず言えることは、ブリザードドラゴンの強さは
ちょっと異常かも。
そこまで警戒するものでもないんですがね。
明日は最後の研修。
それが終わればゴールデンウイーク。
あまりエンジョイできる気がしないのはなんでだろ;
本日は以上です〜。
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